己の非力さ

今日の帰りにmimiちゃんと、人物の描き分けが難しいことについて話した。
人間は一人一人骨格や体系、顔のパーツのバランスなどなどあらゆる素材が違うので、漫画を描くに当たっては嫌でもぶち当たる壁が人物の描き分けだ。以前からよくデッサンとかしててヒトの骨格とかも知り尽くしてるわ〜っていうぐらいならラクなんだけど、そうは問屋が卸しません(古い)。髪型は違えど顔の中身全員一緒やん!!っていう漫画は読んでてもイマイチ面白味にかけるし、やっぱり人物の描き分けができてこそキャラの個性が生きてくるのではなかろうかと思うので、やっぱり登場人物はみんな違う顔や体形にしたい。
ところがどっこい(古い・パート2)、キャラのデッサンが上手く描き分けられたところで、そのキャラ一人一人を常にそのキャラだとわかるように、同じ顔を保って様々な角度から描けるかといったらそれもまた難し。描くたんびに主役の顔が変わってたんじゃあ読み手が混乱してしまうし。いろんな人物を描き分け、且つそのタッチを保つというのは非常に高度なテクニックがなんたらかんたら・・・。ええ、ぶっちゃけ自分にはそのどちらの技術も欠乏しまくっとるわけで。人物の書き分けができるヒトは、それを常に描くことだってできちゃうわけで。
あう、それでも何とか付け焼刃でやるしかないのだわさ。
ちなみにmimiちゃんと話してて、人物描写がうまい!と意見が一致したのは『スラムダンク』でおなじみの井上雄彦氏でした。・・・スラダン読んで勉強しよ〜かな。